
中古車のオークション代行とは|販売店が全国146会場に入札できる仕組みと手数料
中古車のオークション代行は、業者専用のオートオークションに会場へ行かずに参加し、車を落札・出品する仕組みです。このページでは、ASNET(運営:株式会社オートサーバー)が提供しているオークション代行の種類と手数料、販売店がお客様から「オークションで車を探してほしい」と頼まれたときの進め方を、公式情報をもとにまとめました。
中古車のオークション代行とは
オートオークションは、中古車の販売店や買取店が参加する業者専用の市場です。会場は全国にあり、本来は会場ごとに会員になり、セリの当日に会場で応札する必要があります。
オークション代行は、この参加を代わりに引き受ける仕組みです。ASNETでは、会員の販売店が社内のパソコンから全国の提携会場に入札・出品できます。提携会場は146会場(2025年12月末、サテライト会場を含む)で、公式サイトでは中古車取扱情報のカバー率を94%と案内しています。会場ごとの入会金・保証金・月会費は不要です。
オートサーバーの有価証券報告書によると、オークション代行はASワンプラと並ぶASNETの主要サービスで、2025年の取引台数は140,072台でした。
ASNETで使えるオークション代行の種類
ASNETのオークション代行には、セリへの参加方法や時間の使い方に合わせて複数の種類があります。
| 種類 | 内容(公式サイトの説明より) |
|---|---|
| オークション入札(AA入札) | あらかじめ価格を決めて入札しておくと、自動でセリに参加する予約入札 |
| ASリアル | 専用アプリでセリにリアルタイムに参加し、マウスで応札。全国50以上の会場に対応(有価証券報告書では52会場)。アプリの利用・応札は無料で、落札時に手数料とリアル利用料がかかる |
| 代行ポス押し | オートサーバーのスタッフが代わりにポス(応札ボタン)を押す |
| 商談 | セリで「流れ」になった車両を、セリ当日の商談で落札にチャレンジ |
| AAワンプラ | オークション出品車両を業販価格でいつでも検索・落札。常時2万台、土・日・祝日も利用可 |
| AA出品 | 売りたい車両をオークション会場のセリに出品(有価証券報告書では87会場) |
落札前に現車の状態を確かめたいときは、現地スタッフが確認する下見代行を使えます。落札した車は、ASNETの画面から陸送の手配を予約でき、陸送費は車両代金とまとめて精算されます。
オークション代行の手数料
ASNETの手数料は、取引のたびにかかる定額制で、一部の例外を除いて車両価格に関係なく一定です。主なものは次のとおりです(税別、「〜」は会場により異なる)。
| 項目 | 手数料(税別) |
|---|---|
| オークション入札 | 入札500円/落札20,000円〜 |
| 代行ポス押し | 落札25,000円〜 |
| AA出品 | 出品12,000円〜/成約15,000円〜 |
| 下見代行 | 2,000円(落札時は無料) |
| 入会金・月会費 | 0円(割引プランのみ月2,000円) |
落札台数が多い場合は、月会費2,000円(税別)で落札料が割り引かれるプランもあります。会場に直接入会して参加する場合の費用は会場ごとに異なるため、仕入れたい会場の数と台数で比べてみてください。
ASNETに入会すると、全国の提携会場へのオークション代行をすぐに使い始められます。
ASNETに無料で入会を申し込む →入会金・月会費0円 + 整備・車販システム(機能限定)3年間無料。特典は当サイトの申込フォーム経由のお申し込みが対象です(オートサーバー社のキャンペーンではありません)。会場に直接入会する場合とASNETの違い
オートオークションに参加する方法は、会場ごとに会員になる方法と、ASNETのような流通サービスを使う方法の2つに分かれます。どちらが合うかは、仕入れたい会場の数と台数、セリに参加できる人手で決まります。
| 比べる点 | 会場に直接入会 | ASNETを利用 |
|---|---|---|
| 入会の手続き | 会場ごとに申し込み・審査 | ASNETへの入会1回で提携会場に参加 |
| 入会金・保証金・月会費 | 会場ごとに定められている | 会場ごとの負担は不要(ASNETの入会金・月会費も0円) |
| 参加できる会場 | 入会した会場だけ | 全国の提携146会場(2025年12月末) |
| セリへの参加 | 会場で応札、または会場のシステムで参加 | 予約入札・ASリアル・代行ポス押しから選べる |
| 落札後の手配 | 会場ごとに支払い・搬出を手配 | 画面から陸送を予約し、陸送費は車両代金とまとめて精算 |
特定の会場で毎週まとまった台数を仕入れる販売店は、会場に直接入会したほうが手数料を抑えられる場合があります。一方、仕入れる車種や地域が日によって変わる販売店、セリに人を張り付けられない小規模店、整備工場の副業として販売を始めたばかりの事業者には、1回の入会で全国の会場に届くASNETが向いています。
まずは提携会場の一覧で、普段仕入れている会場や近くの会場が含まれているかを確かめてください。両方を併用し、主力の会場は直接、それ以外はASNETで、と使い分ける販売店もあります。
お客様から「オークションで車を探してほしい」と頼まれたら
「オークション代行」で検索する方の多くは、一般の個人として業者オークションの車を手に入れたいと考えています。業者オークションに参加できるのは古物商許可を持つ事業者だけなので、こうした方は販売店に依頼することになります。
販売店にとっては、オークション代行に対応できることが、来店や問い合わせのきっかけになります。進め方の一例は次のとおりです。
- お客様の希望(車種・年式・走行距離・色・予算)と、手数料や整備費を含めた総額の考え方を最初にすり合わせる
- ASNETの一発検索や相場情報で、条件に合う車両と直近の落札価格の目安を確認する
- 出品票・車両画像・下見代行で状態を確かめ、入札価格をお客様と決める
- 落札後は陸送を手配し、納車整備と名義変更を行う
- 納車後の車検・点検の時期を管理し、次の入庫につなげる
中古車の販売では、支払総額の表示が2023年10月1日から義務になっています。オークション代行で販売する場合も、お客様に示す金額の考え方を事前に整理しておくと、トラブルを防げます。
納車後の車検・点検の入庫管理や、見積・請求・整備記録簿の作成を一つの画面で行える整備・車販システム「DREAM POWER」の導入をご相談いただけます。整備・車販システムについて相談する(無料)/ログインはASNET公式の認証画面から。
オークション代行に関するよくある質問
オークション代行とは何ですか。
業者専用のオートオークションに、会場へ行かずに参加して車を落札・出品する仕組みです。ASNETでは、会員の販売店が社内のパソコンから全国146会場(2025年12月末)に入札・出品でき、会場ごとの入会金・保証金・月会費は不要です。
一般の個人でもオークション代行を使えますか。
業者オークションに参加できるのは古物商許可を持つ事業者だけです。一般の方が業者オークションの車を買いたい場合は、ASNETなどに加入している販売店に依頼する形になります。
オークション代行の手数料はいくらですか。
ASNETの場合、オートオークションへの入札は1回500円、落札手数料は20,000円〜(税別・会場により異なる)です。スタッフがポス押しを代行する代行ポス押しの落札は25,000円〜です。手数料は車両価格に関係なく定額です。
会場に行かずに、現車の状態はどう確認しますか。
出品票と車両画像で確認するのが基本です。ASNETには現地スタッフが落札前の現車を確認する下見代行(2,000円、落札時は無料)もあります。
セリで落札できなかった車はどうなりますか。
セリ結果が「流れ」になった車両は、セリ当日の商談で落札にチャレンジできます。オークション出品車両を業販価格でいつでも落札できるAAワンプラも使えます。
代行で仕入れた車の整備・販売の管理は。
仕入れた車の納車整備や、販売後の車検・点検の入庫管理には自動車整備システム(自動車整備ソフト)、在庫・見積・契約には車両販売システム(車販ソフト)が役立ちます。整備システム 比較や整備ソフト おすすめの情報では、整備ソフト 安いかどうかに加えて整備システム リースなしで導入できるかも確認してください。当サイト経由でASNETに入会された方は、整備・車販システム「DREAM POWER」特別提供版(機能限定)を3年間無料でご利用いただけます。
出典・関連ページ
このページは次の一次情報をもとに作成しています(2026年10月3日確認)。
- ASNETサービス紹介:https://www.autoserver.co.jp/service/
- ASNET 仕入れサービス:https://www.autoserver.co.jp/service/buy/
- ASNET 売却サービス:https://www.autoserver.co.jp/service/sell/
- ASNET サービス料金:https://www.autoserver.co.jp/service/price/
- オートサーバー 有価証券報告書 第11期:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS00929/05ab12e9/9d86/41db/8fca/005b2efa6eaf/S100XTAQ.pdf
※当サイトは、ASNETの入会取次を行う日本カーネット株式会社が運営しています。






