
古物商でオートオークションに参加するには|ASNETの入会条件・正会員と準会員
古物商許可を取って中古車販売を始めたものの、業者向けのオートオークションにはどうやって参加するのか分からない、という相談をよくいただきます。このページでは、オートオークションの仕組みと、全国の会場に社内のパソコンから参加できるASNET(運営:株式会社オートサーバー)の入会条件・会員区分・費用を、公式情報をもとに整理しました。
業者オートオークションとは
オートオークション(AA)は、中古車の販売店や買取店が仕入れと売却を行う業者専用の市場です。全国に会場があり、会場ごとに会員制で運営されています。一般の消費者は参加できず、車を業として売買する事業者だけが会員になれます。
会場に直接入会する場合は、会場ごとに入会金や保証金、月会費などの条件が定められているのが一般的です。複数の会場から仕入れたい販売店ほど、会場ごとの手続きと費用の負担が大きくなります。
ASNETは、こうした会場と提携し、会員が社内のパソコンから全国の会場に入札・出品できるようにしたサービスです。提携会場は146会場(2025年12月末、サテライト会場を含む)で、会場ごとの入会金・保証金・月会費は不要です。提携会場の一覧は「提携オートオークション会場一覧」で確認できます。
古物商許可はオートオークション参加の前提条件
中古車を仕入れて売る事業は、古物営業法上の古物営業にあたります。古物営業を営もうとする者は、営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会の許可を受けなければならないと定められています(古物営業法第3条)。
ASNETの入会条件も、古物許可証を持つ中古自動車取扱事業者であることです。古物商許可がない状態では申し込めないため、これから開業する方は、まず営業所を管轄する警察署で古物商許可の手続きを済ませてください。
なお、ASNETを運営するオートサーバー自身も古物商許可(愛知県公安委員会 第543951602300号)を取得しています。
古物商許可をお持ちなら、ASNETへの入会は日本カーネットの申込フォームから無料で申し込めます。
ASNETに無料で入会を申し込む →入会金・月会費0円 + 整備・車販システム(機能限定)3年間無料。特典は当サイトの申込フォーム経由のお申し込みが対象です(オートサーバー社のキャンペーンではありません)。ASNETの正会員と準会員の違い
ASNETの会員区分は正会員と準会員の2つです。区分は店舗や工場、土地の条件で決まり、どちらでも使えるサービスは同じです。
| 項目 | 正会員 | 準会員 |
|---|---|---|
| 条件 | 常設店舗があり、認証工場・指定工場であるか、法人名義または代表者名義の土地を持つ | 正会員の条件に当てはまらない古物商許可事業者 |
| 利用できるサービス | すべて利用可 | すべて利用可(正会員と同じ) |
| 落札代金の支払期限 | 落札日を含む7日目の14時 | 落札日を含む3日目の14時 |
| 車両の搬出 | 自社搬出も可 | 自動手配陸送のみ |
| 連帯保証人 | 不要 | 代表者とは別に1名必要 |
たとえば、認証工場を持つ整備工場が中古車販売を始める場合は正会員、店舗を持たずに販売を始めたばかりの事業者は準会員にあたることが多くなります。準会員は支払期限が短いので、落札後すぐに入金できる資金計画を立てておくと安心です。
入会金・月会費0円と取引ごとの手数料
ASNETの入会金と月会費は0円です。費用は取引のたびにかかる手数料で、主なものは次のとおりです(税別、「〜」は会場などにより異なる)。
| サービス | 手数料(税別) |
|---|---|
| オートオークション入札 | 入札500円/落札20,000円〜 |
| 代行ポス押し | 落札25,000円〜 |
| オートオークション出品 | 出品12,000円〜/成約15,000円〜 |
| ASワンプラ(会員間売買)落札 | 20,000円〜(割引プラン18,000円〜) |
| ASワンプラ出品 | 出品0円/成約15,000円 |
| 下見代行 | 2,000円(落札時は無料) |
落札台数が多い会員向けに、月会費2,000円(税別)で落札料が割り引かれるプランもあります。毎月の仕入れ台数を見て、通常プランと割引プランのどちらが得かを判断してください。
個人ではASNETに入会できない理由
「ASネット 個人」「業者オークション 個人」と検索される方の多くは、一般の個人として業者オークションで車を安く買えないかを調べています。ASNETの入会対象は古物許可証を持つ中古自動車取扱事業者なので、自家用車を買う目的の個人は入会できません。
一方で、個人事業主として古物商許可を取り、中古車の売買を事業として始める方は入会の対象です。副業として小さく始める場合も、古物商許可の取得と、事業として継続して売買する前提が必要になります。
一般の方が業者オークションの車を買いたい場合は、ASNETなどに加入している販売店に依頼する方法があります。販売店にとっては、こうした依頼に応えられることが集客の強みになります。
入会審査の前に確認しておきたいこと
オートサーバー社は、入会審査の基準や不可となった理由を公開していません。そのため「こうすれば必ず通る」という方法はありませんが、申し込み前に次の点を確認しておくと、書類のやり取りが少なく済みます。
- 古物許可証が有効で、記載された営業所・代表者が申込内容と一致しているか
- 店舗・事務所の所在地と、事業の実態が説明できるか
- 正会員を希望する場合、認証工場・指定工場の認証書や、法人名義・代表者名義の土地を確認できる書類があるか
- 準会員の場合、代表者とは別の連帯保証人を立てられるか
入会に必要な書類のチェックリストは、ASNET入会案内のトップページにまとめています。書類の準備で迷ったら、申込フォームから日本カーネットへご相談ください。
ASNETへの入会は、日本カーネットの申込フォームから無料で受け付けています。
ASNETに無料で入会を申し込む →入会金・月会費0円 + 整備・車販システム(機能限定)3年間無料。特典は当サイトの申込フォーム経由のお申し込みが対象です(オートサーバー社のキャンペーンではありません)。納車後の車検・点検の入庫管理や、見積・請求・整備記録簿の作成を一つの画面で行える整備・車販システム「DREAM POWER」の導入をご相談いただけます。整備・車販システムについて相談する(無料)/ログインはASNET公式の認証画面から。
古物商のオートオークション参加に関するよくある質問
古物商許可があれば、すぐにオートオークションに参加できますか。
古物商許可は前提条件で、加えて各オートオークション会場や、ASNETのような流通サービスへの入会手続きと審査が必要です。ASNETの場合は、古物許可証を持つ中古自動車取扱事業者が入会の対象で、入会金・月会費は0円です。
個人でASNETに入会できますか。
一般の個人の方が自家用車を買うために入会はできません。入会できるのは古物許可証を持つ中古自動車取扱事業者で、個人事業主として古物商許可を取り、中古車の売買を事業として行う方は対象になります。
正会員と準会員で使えるサービスは違いますか。
利用できるサービスは同じです。違いは、落札代金の支払期限(正会員は落札日を含む7日目14時、準会員は3日目14時)、搬出方法(準会員は自動手配陸送のみ)、連帯保証人の要否(準会員は代表者とは別に1名必要)です。
審査に落ちる理由は公開されていますか。
オートサーバー社は審査の基準や不可の理由を公開していません。申し込み前に、古物許可証の有効性、店舗や事業の実態、書類の記載内容に不足がないかを確認しておくと手続きが進めやすくなります。
入会にかかる費用はいくらですか。
入会金・月会費は0円です。費用は落札や出品・成約のたびにかかる手数料で、オートオークションの落札は20,000円〜(税別・会場により異なる)です。落札が多い場合は、月2,000円(税別)で落札料が割り引かれるプランを選べます。
仕入れた車の整備や販売管理も一緒に整えたいのですが。
開業時は、納車整備や車検・点検の入庫管理に使う自動車整備システム(自動車整備ソフト)と、在庫・見積・契約を扱う車両販売システム(車販ソフト)をあわせて検討すると後の手間が減ります。整備システム 比較や整備ソフト おすすめを調べるときは、整備ソフト 安いかどうかだけでなく整備システム リースなしで始められるかも確認してください。当サイト経由でASNETに入会された方は、整備・車販システム「DREAM POWER」特別提供版(機能限定)を3年間無料でご利用いただけます。
出典・関連ページ
このページは次の一次情報をもとに作成しています(2026年10月3日確認)。
- オートサーバー 入会のご案内:https://www.autoserver.co.jp/admission/
- オートサーバー 入会に関するよくある質問:https://www.autoserver.co.jp/admission/faq/
- ASNET サービス料金:https://www.autoserver.co.jp/service/price/
- 古物営業法(e-Gov法令検索):https://laws.e-gov.go.jp/law/324AC0000000108
※当サイトは、ASNETの入会取次を行う日本カーネット株式会社が運営しています。






